早起きよりも睡眠の質・量が重要
早起きは三文の徳(得)ということわざがあります。
早起きをすると確かに気分が良いですし、充実した一日を過ごせる気がします。
ただ、それは「十分な睡眠を取ること」が前提となります。
もしあなたが「無理に」早起きをしているなら、睡眠時間をより多く確保することを重視したほうが健康には良いと考えられます。
今回は早起きや睡眠の質・量について考えていきます。
早起きすれば良いというものではない?
私の友人にとにかく早起きする人がいます。
朝の4時半くらいには目を覚ますようで、それから朝の読書を楽しんだりと出社までの時間をゆっくり過ごすようです。
また、休日であれば趣味に時間を費やしたりするようです。
それは非常に結構なことだと思いますが、その友人の場合、平均睡眠時間が3時間ほどだったりします。
いわゆるショートスリーパーな方々もいますし、反対にロングスリーパーな方々もいます。理想の睡眠時間は人それぞれであるため一概にはいえません。ただ、一般的には睡眠時間は6時間~8時間ほどが良いとされています。
より具体的には睡眠時間6時間の場合、6時間睡眠を続けている方は2日徹夜した状態になっているという研究結果もあったりします。ただ、私の実感としては6時間でもそこそこ疲れは取れますが……完全に体の疲れを癒したいならやはり8時間程度でしょうか。私は8時間程度しっかり眠ることを心掛けています。
早起きをすると充実した一日を過ごせますが、早起きをするために睡眠時間が犠牲になっては本末転倒です。
そう考えると、早起きには早寝がセットといえるでしょう。早寝ができないのであれば、無理に早起きをする必要はないかと思われます。
じっくりと睡眠をとること、それが疲れた身体にとっては一番優しいことです。延いては心身の健康に繋がります。
※しっかり睡眠をとることは身体だけでなく心にも作用します。眠いときはストレスが溜まりやすかったりしますよね。
また、なかなか眠れないときは優しい・落ち着いた音色の音楽を聴いたり、アイマスクをしたりすると良いでしょう。
寝不足のときは昼寝も
「しっかりと睡眠を取ることは大切」という記事でも触れましたが、寝不足のときは昼寝をすることも重要です。
会社の昼休み時間など、空いた時間があれば少し昼寝をしましょう。
たとえ10分でも眠ることができれば違いが出てくるものです。
人間にとって睡眠は本当に重要な要素です。良質な睡眠なくして心身の健康無しといっても過言ではないかもしれません。
早起きも重要ですが、それ以上に睡眠の量・質を重視してみてはどうでしょうか。
そんなことを書いている私も今日は少し寝不足です。今からちょっと睡眠を取ろうと思います。おやすみなさい。